
私はデザインの仕事に興味あって、間取りなどを考えるのも好きだったので、建築の専門学校に進学しました。建築の専門学校を卒業して入社したのは建築会社でしたが、その会社では総務の人材が少なく、私は数年事務職として働きました。その後生杉建設にパートで入社して、3年くらい事務職として働いていましたが、社内で設計者の募集の話があったので応募して、今度は設計者としてパートを始めました。総務から設計に、パートから正社員に、という変化は、生杉建設としても珍しいことだったようです。
生杉建設で事務職をやっていた頃、設計部の皆さんの様子が、活き活きと楽しそうに見えていたんです。お客様に自分が考えたプランを提案する仕事ってクリエイティブでかっこいいなというイメージもありました。
実際、設計部に入ってみると、自分のアイデア以上に、お客様の要望を大切にしてプランに反映させていくことや、法令に合っているかをチェックしたり、お客様の要望をプランにすり合わせた細かな調整を行ったり、思った以上に地味な仕事が多いなとも思います。
私たちが一生懸命考えてご提案したものに対し、お客様が喜んでくれることがあって、そういうときが一番嬉しいと感じます。資格をいくつかとったのも、知識や提案力を身につけたいと思ったからです。
生杉建設は、お客様の要望に対して、丁寧にお答えすることで、お客様に満足いただけることが、当社の良さだと思います。
社内的には、40代という比較的若い世代で管理職をされている方も多くて、上司ではあっても気さくに話せる雰囲気があります。私のように、元々内気でなかなか自分の意見も言えない感じの人でも、話しやすい雰囲気が社内にあるので居心地が良いと感じます。
お客様の要望は多様化しています。ネット上にも素敵な家の情報が溢れていて、これも良い、あれも良いのでどちらにするか、迷うということは増えていると思います。その中で、見た目ももちろんですが、暮らしも踏まえた選択ができて、本当にこの家で良かったとあとでお客様が思えるような家づくりに貢献したいと思っています。
趣味は、それほどできていないものも含めると、小物作りやギター、カメラ、風水、心理学などたくさんあります。今はまだ知らないことを習得することが好きなのかもしれません。
私は就職で苫小牧、その後千歳に移住しました。千歳は利便性も良く、でも程よい田舎という感じもあり、市外に出かけるのも交通の便が良い、良い町だなと思います。