【千歳市勇舞】寄り添う花屋「Y’s flowers」さまご紹介

千歳市勇舞にお花屋さん「Y’s flowers」をオープンさせた山根勇人さん。お客様のストーリーを大切にする接客と商品づくりで4年連続で売り上げは前年超え。2024年には、生杉建設が新店舗の設計施工を担当させていただきました。山根店長にお話を伺いました。
お花屋さんを開業する前はどんなお仕事を?
ウェディングプランナーを12年、900組以上のお客様の結婚式を担当させていただきました。
ウェディングプランナーになったきっかけは?
私は双子なんですが、片割れが17歳で結婚した時、結婚式で、両親へ感謝の言葉を泣きながら話していて、高校生ながら、結婚式って人生の大切な区切りなんだ、参列してくれている方々が応援団になるから、この2人は強く生きていけるんだ、結婚式ってとても大切だなと思ったんです。

その場で支配人に「ここで働かせてください」とお願いしたら「1年社会人経験をして、1年後まだやりたいと思っていたら来てください」と言われ、新千歳空港でANAのグランドスタッフをしてから、ウェディングプランナーの道に入りました。
ウェディングプランナーからお花屋さんへの経緯を教えてください

新郎新婦のお人柄や思いを深く理解し、思いを叶えることに私の100%以上をつぎ込む、約束を守るのは当たり前で失敗はあり得ないという姿勢で12年働きました。1日に5組を担当することもある多忙な日々でしたが、結婚式の後に「山根さんに担当していただいてよかった」と言っていただけることが励みでした。

ある日、友人が亡くなり、お花屋さんに行くと、とても残念な接客を受けてしまいました。お花屋さんはお祝い事や、逆にとても悲しい時に訪れる場所です。お客様の気持ちに寄り添えるお花屋さんがあればいいのにと思い、これは自分でお花屋さんをやろうと思ったんです。ウェディングプランナー時代から綺麗なものを作るのが好きだったこともあり、お花屋さんという仕事にも魅力を感じました。翌日には会社に辞表を出し、お花屋さんの準備に入りました。
行動力が凄いですね

即決即断するタイプなんです。たとえ苦労をしても自分と愛犬が贅沢しなければ生きていけるくらいの収入さえあればあとは何とでもなる、もしお客様がこなければ、町に繰り出して営業すればいいと思っていました。

2021年に個人事業主として開業し、自宅前にコンテナを置いてDIYで店を開きました。ありがたいことにウェディングプランナー時代のお客様が、私のことを覚えていてくれてたくさん来店していただけたので、開業当初から順調な立ち上がりでした。
での投稿を見て来店いただける方も多くてコンテナの店舗が手狭になってきました。売り上げが伸び、法人化もできたタイミングで店舗の新築を考えたんです。
Y’s flowersの特徴は?

コンセプトは寄り添う花屋です。お客様が今日、なぜ当店に来ていただいたのか、お客様のストーリーを大切にしたいと思っています。

お花の鮮度、質を大切にしています。少しでも鮮度が落ちた花は店から下げるようにしているとお客様から「Y’s flowersの花は長持ちする」と言っていただけるようになりました。珍しい花も多いと思います。アロマやドライフラワーなども扱っています。

お花屋さんは女性のお客様が多いですが、当店は私が男性ということもあり、男性のお客様も比較的多いと思います。男性はお花を贈りたい相手の好きな花、好きな色などを知らない方も多いと思います。日頃からお相手の好きなものに関心を持っていると素敵なお花を贈れるようになり、男性自身も幸せになれるのでおすすめです。
生杉建設を選んでいただいた理由は?

千歳の不動産会社で株式会社イケスギの生杉隆礼さんが、青年会議所の先輩なので、最初に相談し、生杉建設さんに依頼することができました。お店のイメージ、構想はあったので巽専務との打ち合わせでも決断は早かったと思います。巽専務はこちらの要望を上手にくみ取っていただき、打合せも非常にスムーズでこのように思い通りの店舗が実現しました。
今後の展望は?

平屋の店舗ですが数年後に2階を作ることができるように天井を高くしていただきました。お花の陳列を増やしたり、アロマのレッスンもしたいと思っています。



会社名 Ys株式会社
代表 山根勇人
住所 北海道千歳市勇舞2丁目3番6号
公式サイト https://ys-corporate.jp/
インスタグラム https://www.instagram.com/ys.flowers.official/








