1 省エネ性能(高断熱・高気密)が高く、長持ちする
省エネ住宅が家族の健康と家計を守る

千歳市の最低気温-25.4℃ 最高気温+34.2℃
千歳市は、内陸型のしのぎやすい気候で、雨や雪も比較的少ない地域ですが、過去最低気温が-25.4℃(2022年1月31日)、過去最高気温は+34.2℃(2011年8月11日)と、寒暖差は大きい地域です。また、近年は気候変動の影響か、厳しい暑さ、ゲリラ豪雨などのリスクは年々高まっています。
また、円安や世界的なエネルギー需要の高まり、戦争などにより燃料価格は年々高騰しています。これからの住まいづくりにあたっては、家族の健康維持や家計負担の軽減のために、住宅の省エネ性能(高断熱・高気密)や災害に対する備えはますます重要だと思います。
住宅の断熱・気密性能はスペックだけでは決まらない
「断熱材を厚くすれば暖かく省エネな家が実現する」というほど家づくりは簡単ではありません。高断熱高気密を謳った住宅なのに寒い、光熱費が掛かりすぎる、結露によるカビや、床や壁の木材が腐る、隙間風が入ってくる、築年数を減る毎に寒くなるといった問題に、北海道の住宅業界は長年悩まされてきました。

生杉建設は、この問題と正面から向かい合い、1980年代に、梁、柱などの木造住宅の主要構造部を、板状の断熱材「スタイロフォーム」でスッポリ覆ってしまうSHS外張断熱工法を千歳エリアで最も早く導入し、その後も大工さんや施工管理者、そして全道各地で高断熱高気密住宅の施工品質向上に取り組む住宅会社と連携し、知識、技術、経験を高めてきました。
築25年経過しても、家の省エネ性能・暖かさが劣化しない家づくりをぜひご覧ください。
25年前の実家は「断熱劣化」ナシ!千歳市A邸
断熱等級6を標準仕様に設定

2022年、国道交通省は、北海道内の断熱性能を欧米先進国並に高めるため、
断熱等級5 UA値0.40 W/㎡・K ※一部道南を除く
断熱等級6 UA値0.28 W/㎡・K
断熱等級7 UA値0.20 W/㎡・K
という基準を設けました。断熱等級5は2030年に義務化される予定です。2025年現在、北海道内の多くの住宅会社が断熱等級5を標準にして断熱仕様の強化を図っていますが、生杉建設では、断熱等級5を標準(平屋住宅は6を標準)としています。ご要望があれば断熱等級7も実現できます。
断熱等級6、あるいは7を実現するには、建物の大きさや付加断熱、サッシの仕様等の対策が必要になります。自由設計の注文住宅の場合は、お客様の断熱等級に対するご要望も踏まえ、断熱等級は変更可能です。
※断熱等級6の参考プラン

2階建て(断熱等級5が標準)

2階建て

平屋(断熱等級6が標準)

平屋
2 快適な空気環境(自然換気・パッシブ換気)
住宅の換気がきちんと機能していない弊害とは?
住宅の換気が不十分だと、住宅の結露、カビ、有害化学物質の蓄積などにより、シックハウス症候群などの健康被害や、建物の劣化、悪臭などの弊害が発生しやすくなります。 そのため2023年の建築基準法改正により24時間換気システムが義務化されましたが、寒い北海道で暮らしていると、ついつい冬に換気口を閉じてしまうご家庭も少なくありません。また、換気のためのフィルターやダクトの掃除を年数回きちんとできているご家庭は少ないため、換気が機能していないケースも多発しています。
自然換気システムをおすすめする理由

そこで生杉建設は、機械設備を用いずに自然な空気の流れだけで家中を換気する自然換気システムを導入しています。給気口から取り込まれた新鮮な外気を床下で温め、家全体を暖房します。 暖かい空気は家中をくまなく巡り、天井の排気筒から排気される仕組みです。ダクトもフィルターもないのでメンテナンスの負担は最小限なので、安心して住み続けられる仕組みです。居住空間に暖房機の設置をしなくてもよいというメリットもあります。
3 耐震等級2を標準化

平成30年(2018年)に発生した北海道胆振東部地震では、地震の規模を示すマグニチュードは6.7、最大震度は厚真町の震度7で、北海道で観測史上初めて震度7を記録。道内では死者44人および多数の住家損壊など大きな被害が生じました。地震は台風や火山などに比べ予知が難しい自然災害であり、家族の命を守る意味でも、住宅の耐震性能は重要です。
2000年(平成12年)に施行された品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)のなかで、定められた3段階の耐震等級は
- 耐震等級1 建築基準法の最低基準 震度6強から7程度の地震に対して倒壊や崩壊をしない。
- 耐震等級2 等級1の1.25倍 等級1の地震力の1.25倍の力に対して倒壊や崩壊がしない。
- 耐震等級3 等級1の1.5倍 等級1の地震力の1.5倍の力に対して倒壊や崩壊がしない。
です。生杉建設の家づくりでは、学校や避難所などと同等の耐震性能である耐震等級2を標準仕様としています。ただし、地盤の状態により杭の本数等が変わる、窓や壁などの位置や大きさによってコスト等も変わります。耐震等級3を選択することも可能です。
4 保証・保険・アフターメンテナンスについて
生杉建設は、千歳エリアの地域密着工務店ですので、地域の皆さまからの評判が何より大切です。そのため、住宅品質向上やアフターメンテナンスのために、営業や設計社員だけでなく、工事部の社員やリクシルリフォームショップの社員、さらには生杉建設と長年家づくりで連携してきた大工さんや基礎、電気、仮設、設備など各種専門工事の職人さんたちが連携し、お客様の住まいを一生涯にわたってサポートしていくことを重視しています。さらに、地盤、設備、建物などの保証、各種保険などの安心サポートの仕組みをご用意しております。
①地盤品質保証 (20年保証)
国内実績トップクラスのジャパンホームシールドが、高度な調査・解析力に基づいて不同沈下しないという安心を提供する 地盤の品質保証20年。 万が一の事故の時も万全な対応をいたします。
不同沈下が起こると資産価値が低下するほかに、めまいや頭痛、自律神経失調症などの健康被害も生じることがあるとされています。
[補償範囲]
建物補修費用・仮住まい費用・沈下修正工事費用
大切なお住まいの不同沈下リスクを なくすために、有資格者による徹底 した地盤調査・解析を行っています。

確かな土質データをとる SDS 試験+液状化調査のハイグレード試験導入
<オプション> 液状化の簡易判定
水位測定を併せて行うことにより、 液状化の影響を3段で判定します。

[SWS試験]
戸建ての地盤調査で使われる一般的な試験。手動式と、半自動・全自動があります。
[ボーリング調査]
高性能ですがですが高額なため、主にビルやマンションで使われます。
[SDS試験]
低料金でポーリングの判定が可能な新技術です。
②設備延長保証(10年保証)
引き渡し日を起算日として10年間、 メーカー同等の保証サービスをご提供します。
保証期間

設備機器の自然故障に対して、メーカー保証等のサービスを充実のサポート体制でご提供します。


※経年劣化や消耗品は保証対象外となります。
※部品の欠品や廃盤等により修理が不可能な場合は、同等の代替品交換で対応いたします。


③建物長期保証 (20年保証)
「構造」 「防水」 という建物において重要な箇所の不具合の責任期間は、10年間というのが一般的です。
弊社はその保証を初期保証20年間としております。
保証対象
対象となるのは、耐力上主 要な部分と雨水の浸入を防止す る部分です。


④住宅瑕疵担保責任保険 (2次防水検査導入 )
国土交通大臣より指定を受けた住宅瑕疵担保責任保険法人 JIO (日本住宅保証検査機構) に登録しています。 第三者機関による厳しい施工チェックをもとに、安心と信頼の住まいづくりを実現します。
消費者を保護する法律に対応した保険付き住宅です。
瑕疵担保責任保険「JIOわが家の保険」
住宅瑕疵担保履行法
住宅の中でも特に重要な部分である、構造耐力上主要な部分および雨水の浸入を防止する部分で瑕疵が発生した場合に修補費用の一定割合がJIOから売主等(住宅事業者)に支払われます。当該瑕疵が発生した時に売主等が倒産等の場合、直接JIOへ保険金の請求ができます。



※この保険は事業者が契約者 となる保険です。
この保険は事業者が契約者となる保険ですが、主要構造部に起因する瑕疵が発生し事業者が倒産等の場合には直接住宅取得者様に保険金が支払われる等、消費者保護を目的とした住宅瑕疵担保履行法に基づく保険です。JIO KH-AD1b-0005
⑤火災・地震保険
火災等の事象が起きた場合
保険の対象の修理にかかる費用だけでなく、緊急の避難に伴い発生する諸費用等、 事故の際のさまざまな費用を補償することで、いざというときの生活再建を お手伝いします。
火災保険の対象
リスクに備える保険の対象をお決めください。
●建物のみ [一戸建て 住居用の建物に限ります。]
●家財のみ [家具・家電製品・衣類等]
火災保険の対象に含まれるもの
●付属建物 (物置、 車庫等)
●畳、建具、建物付属設備
●門、塀、垣 ●屋外設備 (井戸、側溝、 敷石等)
● 庭木 貴金属等 (貴金属、宝石、美術品等)
地震保険は任意で加入できます
ご契約プラン
リスクに応じてご契約プランをお決めください。
すまいを取り巻くリスクは、火災以外にもたくさんあります。 すまいを取り巻く 6つのリスクをご確認いただき、リスクに応じたご契約プランをお決めください。

●上記内容は三井住友海上の保険の内容になります。 詳しくは下記URLよりご確認ください。
三井住友海上 https://www.ms-ins.com/personal/kasai/gk/
⑥防蟻断熱材 「スタイロフォーム」
シロアリ被害から大切な住まいを守る、 防蟻機能を備えた断熱材を採用。
万が一、シロアリによる被害が生じた際も10年間保証適用。

スタイロフォームATの特長
- 防蟻性能に優れている
- 断熱性能が変わらない
- 安全性にも優れている
基礎断熱工法について
日本のシロアリ被害の多くは、地下から床下を通って建物に侵入するので、 基礎外側断熱にすると基礎断熱材中等をシロアリに食害され大きな被害を 生じることがありました。 スタイロフォームATとAT-02を使用することで、 基礎これを防止できるので、安心して外側断熱を行うことができます。
⑦アフター点検 (生涯サポート)
定期点検は引き渡し後、6ヵ月・1年・2年・9年で無償実施。 住まいに関わる 「一生」をサポートさせていただきます。
