
「平屋住宅」という選択
「建てるなら理想は平屋住宅が良いな」
という方は以前から多かったと思います。
平屋には
- バリアフリーで老後の負担が軽減できる
- 階段の上り下りが不要なので家事が楽
- 家族のコミュニケーションが深まる
- 2階を支えなくて済むので間取りの自由度が高い
- 2階を支えずに済むので天井を高くしたり、広いLDKを作りやすい
- ウッドデッキや庭と一体感のある暮らしになる
- 外壁リフォーム時に足場施工負担を軽減できる
などのメリットがあります。
とはいえ、千歳や恵庭、札幌など都市部では十分な広さの土地を確保しにくく、家族が4人以上いて子ども部屋を複数確保したい場合などは、検討の結果、最終的には2階建てになるというケースが多かったと思います。平屋に憧れるものの最終決断は2階建てという…。
ところが近年は、最終的に平屋を建てられる建て主様の割合が増えています。建て主さまの事情はさまざまですが、
平屋を選ぶ理由その1 家族の人数が減っている

夫婦2人、子どもは1人、あるいは単身者といった少人数の世帯なら、部屋数も室内の扉も少なくてよくなりますし、平屋でもプランニングしやすいので平屋を実現できたというケースです。
平屋を選ぶ理由その2 老後に備える

老後の住まい、暮らしをあらかじめ想定して
「子どもが独立したら2階の部屋が余る」
「シニアになったら階段の上り下りがおっくうになるので特に寝室は1階にしたい」
という事情で平屋を選ぶケースです。
2階建てだと、2階は主寝室と子ども部屋というプランは多いですが、子ども部屋は10歳~20歳くらいの10年ほどしか使わない場合もありますし、シニアになってくると階段を使わず1階で寝るほうが楽で安心という面もあります。
平屋を選ぶ理由その3 家族の一体感
「子どもが部屋に引きこもりがちになる」
「2階にいる家族とのコミュニケーションが減る」
という点を心配され、平屋を選択される方もいます。家族が上下階に分かれて過ごすのではなく同じ階にいるほうがコミュニケーションがとりやすく、お互いの変化にも気づきやすいということはあると思います。
平屋を選ぶ理由その4 ミニマムな暮らし

家具や衣類、趣味のアイテムなど、欲しいものをどんどん買うと、いくら大きな家でも、いくら収納力たっぷりの家でも収まりきりません。
家の物置、押し入れなどに、何年も使っていないものがたくさん入っているご家庭もあると思います。
大きな邸宅、たくさんのものに囲まれた暮らしが豊かな暮らし、という考えではなく、本当に必要なものを厳選して所有し、余分な家財道具を処分することで家計にも環境にも負荷の少ない家、ミニマムな暮らしを目指すことができます。家が小さいと光熱費も建設費も、メンテナンス費用も少なくて済みます。
平屋を選ぶ理由その5 平屋でも立体感
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SHS工法で平屋住宅を建てる場合、天井部分に断熱を行えば小屋裏部分は、勾配天井にすることで天井部分を高くして開放感を生み出すこともできます。

また、子供部屋やキッチンの上などにロフトを設けることで、平屋ですが立体感のある家づくりが可能です。

2025年8月に恵庭市美咲野でオープンしたモデルハウスでは、リビングの天井を高くして

キッチンの上にロフトを設け、階段も設置することで洗濯物を持って階段を上り洗濯物を干せたり、という平屋とは思えないようなプランをご提案しています。
平屋を選ぶ理由その6 外観のデザイン性もup

平屋建ては、外観が平坦になりやすいと思われる方もいるかと思います。しかし屋根形状、外装材の選択など様々な工夫で意匠性を高めることができます。
さいごに
平屋住宅の魅力は、以上でご紹介したような
少人数の家族向き
老後の負担軽減
ミニマムな暮らしの実践
といったメリットだけではありません。

1 階段や2階共有ホールなどが必要ないため、居住空間を有効活用できます。
2 2階の重みを受けないため、柱を減らしたり天井を高くして、広々したLDKを作ることもできます。
3 生活動線をシンプルにすることで家事負担を減らすことができます。
4 段差が少ないことはワンちゃんの健康にもプラスです。
5 台風や地震などの影響を受けにくい。
6 中庭を作りやすい。
7 外壁リフォームなどメンテナンスの費用負担が少ない
などのメリットもあります。
ちいさな平屋で無駄のないくらし
おおきな平屋でゆとりある暮らし
どちらも実現できます。
2階建てにするか、平屋にするか、迷われている方、
2階建てを平屋に減築、建て替えを検討されている方など、
家づくりを検討中の方はぜひ遠慮なくご相談ください。
平屋住宅の場合、土地探しが難関ですので、土地探しもご協力できます。

2025年8月下旬にオープンする恵庭・平屋モデルハウス情報はこちら